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安楽椅子探偵小説とコージー・ミステリ
安楽椅子探偵小説
現実世界では東京を始め、世界各国の都市や町で探偵が存在し、推理小説のなかでも探偵は様々な活躍をしている。推理小説の形態にひとつに安楽椅子探偵小説と呼ばれる手法、作品がある。安楽椅子探偵小説とは探偵が事件現場に赴くことなく、情報として与えられた手がかりのみで事件を解決する作品のことである。構造的にメロドラマ要素を描く必要がなく、論理的推理に特化することができるため、推理小説の極北とも言われるが、厳密にデータのみで勝負している作品は少ない。
コージー・ミステリ
バロネス・オルツィの「隅の老人」シリーズ、アイザック・アシモフの「黒後家蜘蛛の会」シリーズ、都筑道夫の「退職刑事」シリーズが代表作として知られている。また、コージー・ミステリといった手法もあり、これはハードボイルドの反義語で暴力的表現や非日常性を極力排除した作品。主人公が警察官や私立探偵ではない、素人探偵であるのも大きな特徴。代表作はアガサ・クリスティのミス・マープルシリーズなど。狭義には女性向けの「気楽に読める」内容のコメディミステリをいう。犯罪心理小説という手法は、犯罪者の内面に目を向け、殺人に至る過程を描いたもの。これは倒叙から派生したものである。
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